2017年10月31日
地球温暖化とパワーソース
こんにちは、サンプロです。
今日はチョットまじめな話で。
地球温暖化と使用パワーソースについて少々お話を。
長文になりますので覚悟して下さい。
この頃は、あまりTVで地球温暖化問題について取り上げることが少ないような気がします。もしかしたらTVで取り上げるまでもなく当たり前のことと認識されてきたのでしょうか。
先日、ガスガン用環境対策ガスが発売になりましたね。
環境対策ガスの販売の先駆けとして自負しております弊社としては、「やっとエアガン業界にもその波がやってきたか」という感じです。
地球温暖化対策として「温室効果ガスの排出を抑え、温暖化係数(GWP)の低いものを使用していこう」という取り組みです。
ご存知の方も多いかと思いますが、チョットだけご説明を。
温暖化係数(GWP)は、温室効果ガスが放出された時に、一定期間(100年間)で地球環境に影響を与える数値をCO2を1とみなして換算した数値です。
温室効果ガスとは、太陽熱が地面を温め、その暖められた地面からの放射熱を蓄えて地球を暖める性質のガスで、二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、フロン等があります。温室効果ガス自体は地球にとっても不可欠で、現在地球の平均気温が14℃前後でありますが、温室効果ガスがないとマイナス19℃前後になってしまします。
そんな大切な温室効果ガスではありますが、これが増えすぎるとチョット厄介なことに。気温の上昇はもちろん、それに伴い海水温の上昇、今まではその地域ではなかった病気等々、数えればキリがないです。実際、海面はこの100年で19㎝も上昇しています。よく「北極の氷が融けて...」なんてこと言いますが、北極は言わずと知れた海に浮いてる氷の塊。「あれが融けたって海面上昇しないでしょ」というのは正解ですが、北極を北極圏と捉えるとどうでしょう?北が融ければ、南もそこそこ融けてしまうのでは?海水温が上昇すれば、海水自体も膨張して更に海面上昇に繋がるのではないでしょうか?
「本当に温室効果ガスが地球温暖化の原因?」と言われている方もいらっしゃいますが、その昔よりも排出量が増えて、気温上昇が起きているのは事実。垂れ流しするよりも、制限した方が良いのではないかと思います。
ガスガンで使用する温室効果ガスの排出量は、全世界すべての排出量からすれば、本当に微々たるものでしかないのは確かではありますが、環境問題を気にして見てはいかがでしょうか。
さてここで、私見ではございますが
パワーソースのエコ度ランキング
1位:エアーコッキングガン
言わずと知れた究極のエコ銃
1位:エアータンク(電力を使わないで充填したもの)
同率です。人力の空気入れで充填したものに限ります。
弊社製品のカール君(懐かしい!!)なんかですね。
3位:グリーンガスシステム
GWP=実質0
4位:ガスガン用環境対策ガス
GWP=1
5位:HFC152a
GWP=140
弊社製エコシューティングボンベがこちらです。
6位:HFC134a
GWP=1300
弊社製シューティングボンベ134aはこちらでした。
7位:電力
以上、エコ度ランキングでした。
7位に付きましては異論があるとは思います。
電力自体はエコなのでしょうが、発電方法により
再生可能エネルギーによる発電はエコ。
化石燃料を燃やす火力発電は△
いわゆる「核のゴミ」の最終処理方法さえ確立されてない原子力発電は、温室効果ガスを出さなくても現状では××
エコノミーではあるけどエコロジーではないですね。
という、私個人の見解によりここでは7位です。
さて、3位のグリーンガスシステム。
実質=0 って携帯電話の売り文句みたいな書き方をしておりますが、これにはカラクリがございます。
グリーンガスはCO2。「じゃぁGWP=1でしょ」と言われる方、正解なのですが、こちらの製造過程にカラクリがございます。ボンベやカートリッジに充填されているCO2というのは、充填目的にCO2を発生させているわけではありません。CO2は、石油精製や発電等で発生されたものを回収、精製したものが使われております。この発生した時点で温室効果ガス発生がカウントされる為、二次利用にあたる、いわゆるCO2製品に関しては使用時にカウントされないというものです。
「せっかく回収したのだから、使用せずに処理すれば」というお考えもあるでしょうが、処理方法は地下に貯めるか、海水に溶かすか、ぐらいで光合成のように分解処理みたいのものは確立されておりません。それならば有効利用をしなくてはということで、消火器や炭酸飲料等数えればキリがないほど使用されております。ガスガンのパワーソースとしても有効利用の一つとなります。
これから寒くなり、ガスガンにとっての作動環境は悪くなっていきます。1年を通して安定した圧力供給が可能なグリーンガスシステムをお試しになってはいかがですか。
本日は、ここまで。
長文になりまして、申し訳ございません。
お付き合い戴きありがとうございました。
では、またです。
今日はチョットまじめな話で。
地球温暖化と使用パワーソースについて少々お話を。
長文になりますので覚悟して下さい。
この頃は、あまりTVで地球温暖化問題について取り上げることが少ないような気がします。もしかしたらTVで取り上げるまでもなく当たり前のことと認識されてきたのでしょうか。
先日、ガスガン用環境対策ガスが発売になりましたね。
環境対策ガスの販売の先駆けとして自負しております弊社としては、「やっとエアガン業界にもその波がやってきたか」という感じです。
地球温暖化対策として「温室効果ガスの排出を抑え、温暖化係数(GWP)の低いものを使用していこう」という取り組みです。
ご存知の方も多いかと思いますが、チョットだけご説明を。
温暖化係数(GWP)は、温室効果ガスが放出された時に、一定期間(100年間)で地球環境に影響を与える数値をCO2を1とみなして換算した数値です。
温室効果ガスとは、太陽熱が地面を温め、その暖められた地面からの放射熱を蓄えて地球を暖める性質のガスで、二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、フロン等があります。温室効果ガス自体は地球にとっても不可欠で、現在地球の平均気温が14℃前後でありますが、温室効果ガスがないとマイナス19℃前後になってしまします。
そんな大切な温室効果ガスではありますが、これが増えすぎるとチョット厄介なことに。気温の上昇はもちろん、それに伴い海水温の上昇、今まではその地域ではなかった病気等々、数えればキリがないです。実際、海面はこの100年で19㎝も上昇しています。よく「北極の氷が融けて...」なんてこと言いますが、北極は言わずと知れた海に浮いてる氷の塊。「あれが融けたって海面上昇しないでしょ」というのは正解ですが、北極を北極圏と捉えるとどうでしょう?北が融ければ、南もそこそこ融けてしまうのでは?海水温が上昇すれば、海水自体も膨張して更に海面上昇に繋がるのではないでしょうか?
「本当に温室効果ガスが地球温暖化の原因?」と言われている方もいらっしゃいますが、その昔よりも排出量が増えて、気温上昇が起きているのは事実。垂れ流しするよりも、制限した方が良いのではないかと思います。
ガスガンで使用する温室効果ガスの排出量は、全世界すべての排出量からすれば、本当に微々たるものでしかないのは確かではありますが、環境問題を気にして見てはいかがでしょうか。
さてここで、私見ではございますが
パワーソースのエコ度ランキング
1位:エアーコッキングガン
言わずと知れた究極のエコ銃
1位:エアータンク(電力を使わないで充填したもの)
同率です。人力の空気入れで充填したものに限ります。
弊社製品のカール君(懐かしい!!)なんかですね。
3位:グリーンガスシステム
GWP=実質0
4位:ガスガン用環境対策ガス
GWP=1
5位:HFC152a
GWP=140
弊社製エコシューティングボンベがこちらです。
6位:HFC134a
GWP=1300
弊社製シューティングボンベ134aはこちらでした。
7位:電力
以上、エコ度ランキングでした。
7位に付きましては異論があるとは思います。
電力自体はエコなのでしょうが、発電方法により
再生可能エネルギーによる発電はエコ。
化石燃料を燃やす火力発電は△
いわゆる「核のゴミ」の最終処理方法さえ確立されてない原子力発電は、温室効果ガスを出さなくても現状では××
エコノミーではあるけどエコロジーではないですね。
という、私個人の見解によりここでは7位です。
さて、3位のグリーンガスシステム。
実質=0 って携帯電話の売り文句みたいな書き方をしておりますが、これにはカラクリがございます。
グリーンガスはCO2。「じゃぁGWP=1でしょ」と言われる方、正解なのですが、こちらの製造過程にカラクリがございます。ボンベやカートリッジに充填されているCO2というのは、充填目的にCO2を発生させているわけではありません。CO2は、石油精製や発電等で発生されたものを回収、精製したものが使われております。この発生した時点で温室効果ガス発生がカウントされる為、二次利用にあたる、いわゆるCO2製品に関しては使用時にカウントされないというものです。
「せっかく回収したのだから、使用せずに処理すれば」というお考えもあるでしょうが、処理方法は地下に貯めるか、海水に溶かすか、ぐらいで光合成のように分解処理みたいのものは確立されておりません。それならば有効利用をしなくてはということで、消火器や炭酸飲料等数えればキリがないほど使用されております。ガスガンのパワーソースとしても有効利用の一つとなります。
これから寒くなり、ガスガンにとっての作動環境は悪くなっていきます。1年を通して安定した圧力供給が可能なグリーンガスシステムをお試しになってはいかがですか。
本日は、ここまで。
長文になりまして、申し訳ございません。
お付き合い戴きありがとうございました。
では、またです。
Posted by サンプロ at 17:09│Comments(0)
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